いま“ほめる”を勉強している人が急増しているという。
大企業や自治体がこぞって受けているのが、「ほめる達人検定」。一般社団法人「日本ほめる達人協会」が主催する、叱らずに“ほめて伸ばす”人材育成プログラムで、受講者は累計5万人を突破。鳥取県町や住友生命保険、スカイマークなども導入しているという。
受講者が増えている背景にあるのは職場のパワハラで、厚生労働省によると2018年度の相談件数は過去最多の約8万3000件。同じことでも叱らずにほめることで良好な人間関係を築き、人材育成につなげてこうという狙いがあるという。