大抜擢の開幕戦出場から1年…松本吉弘「開幕戦で派手に勝ちたい」と名乗り/麻雀・Mリーグ
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 2018年10月から始まったプロ麻雀リーグ「Mリーグ」において、唯一の20代選手としてシンデレラボーイとなったのが、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)だ。ドラフト指名でも大抜擢と言われたが、記念すべき初戦では、同リーグのチェアマンでもある藤田晋監督から、開幕戦の出場を任された。「うれしい気持ちと怖い気持ちの半分半分」で臨むと、結果は3着。2019シーズンの開幕戦(9月30日)には、リベンジだと自ら「派手に勝ちたい」と名乗りを上げた。

 麻雀界の強者が集ったMリーグ。その中で松本は「20代最強」という前評判から、40代の多井隆晴(RMU)、30代の白鳥翔(連盟)とのチームワークで勝ち進んだ。一時チームは断トツのトップにも立ち「ABEMAS強し」を印象づけた。当時の心境を聞くと「やる前とやった後では全然違いましたね。普段堂々としている先輩たちが緊張しているのを見て、僕も緊張したというか。あの舞台は選手にとって特別なものだと思います」と、21選手全員が、いつもと違う緊張に包まれていたことを明かした。

 このままトップでファイナルシリーズまで突き進むかと思われたが、チームは急ブレーキを踏む。苦しい時期を乗り越えてなんとかファイナルにはたどり着いたが、目指していた頂点からは2歩後ろ。3位でシーズンを終えた。「オフシーズンで研鑽を積んできて自信もついて、やれるという手応えを感じています。去年の9月とは違って、早く始まってくれないかな、あの舞台で早く暴れたいなという、高揚感があります」と、悔しさをバネにするどころか、エンジンに変えている。

 すでに温まっているエンジンで、一気に走り出すのは、やはり開幕戦がいいと思っている。渋谷ABEMASの開幕戦は、リーグ開幕と同じ9月30日。昨年とは異なる注目を集める2年目のシーズンで、ド派手な花火を上げたいと思っている。「開幕戦って、花火大会と一緒なんですよ。最初の花火で小さいのを上げるわけにいかないじゃないですか。ただ勝つだけじゃなく、派手に勝つ。こんな試合がMリーグでできるんですと思ってもらいたいんですよ」と、開幕勝利のさらに上を見る。今年は20代選手も増え、20代同士の対決も度々あるだろう。その代表格である若武者・松本が、晴れの舞台で大立ち回りを演じる。

◆松本吉弘(まつもと・よしひろ)1992年5月3日、神奈川県生まれ、O型。日本プロ麻雀協会所属。主な獲得タイトルは第9回TwinCup、第25期發王位。著書は「初代Mリーガー松本のベストバランス麻雀」。

◆Mリーグ 2018年に発足。同年10月から7チームによるリーグ戦を行い、初代王者の赤坂ドリブンズが優勝賞金5000万円を獲得した。2019シーズンから新たにKADOKAWAサクラナイツが加入し、全8チームによるリーグ戦に。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合を行う。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

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