女流プロ24人が頂点を争う麻雀ウォッチ・プリンセスリーグの決勝が9月27日に行われ、瑞原明奈(最高位戦)がプロ初タイトルを獲得、2代目プリンセスとなった。瑞原は30日からプロ麻雀リーグ「Mリーグ」のU-NEXT Piratesの一員として、新たに参加することが決まっている。新たな舞台で飛躍を目指す美人雀士にとっては、最高の前祝いとなった。
これが選ばれし者だけに宿る力か。昨年、予選敗退に終わっていたプリンセスリーグ。それがMリーガーとなった今年は優勝。プロ歴5年の瑞原にとって、歴戦の強者が集う大舞台の前に、何より欲しいのは自信と経験だった。全4戦の決勝で、1回戦ではいきなりラスを引いたが、準決勝でも逆転劇を演じただけに、まるで揺らぎはなし。直後の2回戦で6万点オーバーのトップを取り一気に首位に。続く3回戦でもトップを取り、さらにリードを広げると、4回戦はしっかりとリードを守り切るウイニングランとなった。
悲願の初Vを成し遂げた瑞原は「プロになる前の麻雀初心者の時から勝ち負けは経験してきましたが、やっと『勝った』という実感を得られました」と優勝の味を噛みしめると、まもなく迎える大舞台へのデビューにも触れ「タイトルを1つ持ってMリーグに参戦出来るのは気持ちの上で違い、勝った経験・記憶がいい方向に影響するんじゃないかと思います。プロになってからも思うように活動出来なかったこともあったので、皆さんにやっと良い報告が出来たことがとても嬉しいです」と涙ながらに感謝を述べていた。
【決勝 試合結果】
1位 瑞原明奈(最高位戦)+101.3
2位 上田唯(協会)+35.3
3位 麻生ゆり(協会)▲8.5
4位 野添ゆかり(最高位戦)▲128.1
※最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆麻雀ウォッチ・プリンセスリーグ 最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会、麻将連合、RMUの4団体から総勢24人の女流プロが集結し頂点を争う。24人を3ブロックに分けての予選(1人12半荘)、予選3~5位によるプレーオフ、予選1、2位+プレーオフ勝ち上がり者による準決勝、準決勝勝ち上がり者による決勝と進行していく。プレーオフ以降、予選のポイントはリセットされる。
(AbemaTV/麻雀チャンネルより)






