今月25日、中国・北京の南に開業した「北京大興国際空港」。イラク出身の著名な建築家、故ザハ・ハディド氏が設計したものだ。ヒトデの形をしたターミナルは、中心から搭乗口までの移動距離を短くしたほか、ひとつのターミナルにより多くの飛行機がとめられるようになる。
 空港に入ってみると、そこは巨大な空間だ。カウンターにはすべて顔認証システムが導入されており、自分の顔を認証させることで搭乗できるようになっている。将来的には滑走路を7本まで増やし、年間利用者も世界最多の1億人を見込んでいるという。