開幕戦から“魚群発生” 魚谷侑未、開幕トップで涙の1年越しリベンジ!/麻雀・Mリーグ
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 プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2019」9月30日の1回戦で、セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)が悲願の開幕戦トップを決めた。2018シーズンも開幕戦に出場し、箱下寸前のラスを食らっていた魚谷だったが、1年越しのリベンジを見事に達成。ロッカールームでは仲間に迎え入れられ、思わず涙した。

 対局者は起家から萩原聖人(連盟)、魚谷侑未(連盟)、小林剛(麻将連合)、白鳥翔(連盟)。

 昨年も開幕戦を任された魚谷は4着フィニッシュと辛酸を舐めていた。その後、女流プロ初勝利を挙げるも不振から抜け出せず、個人スコア▲249.1で21人中18位と不本意なシーズンで終わっていた。「絶対に諦めない」を信条とする魚谷のMリーグ2019は、東1局、先制リーチを放つも、7700点の放銃から開幕した。だがこの放銃こそが、魚谷のリベンジ魂に火をつけた。

 東3局、小林と白鳥が仕掛けを入れる中、解説の土田浩翔(最高位戦)をうならせた巧みな打ち回しを見せてリーチを宣言。みごとシーズン初アガリとなるリーチ・ツモ・タンヤオ・ドラで8000点を決めた。

 さらに東4局1本場では鳴きの技術を駆使して、白・東・ホンイツで8000点(+300点)を加点。南1局でも8000点、南2局の親番ではタンヤオ・赤・ドラ3で1万2000点と開幕戦から4度の“満貫魚群”を発生させて快勝した。

 涙もろい魚谷だが、勝利者インタビューでは「今年のフェニックスはやったります!」と今期からチームに合流した和久津晶(連盟)に言われた決めポーズを笑顔で披露し、涙を見せることはなかった。

 しかし控え室で待ち構えていたチームメイトの近藤誠一(最高位戦)、茅森早香(最高位戦)、和久津からの祝福の輪に包まれると、重責から解放された緊張が自然にほぐれ、嬉し涙がこぼれ落ちた。

 「リベンジするのがファンサービス」とチームを率いる高畑大輔監督から期待されての先発起用に力強く応えた魚谷。昨年、開幕戦で赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)がトップを取って優勝しているだけに、セガサミーフェニックスの今後にますます期待が高まるところだ。【福山純生(雀聖アワー)】

【1回戦結果】

1着 セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)5万2300点/+72.3
2着 TEAM雷電・萩原聖人(連盟)3万3800点/+13.8
3着 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)2万5500点/▲17.1
4着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)-1万1600点/▲69.0

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(AbemaTV/麻雀チャンネルより)

▶映像:魚谷侑未、1年後しのリベンジに決めポーズ!(期間限定)

魚谷侑未、勝利の決めポーズ
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1年越しのリベンジ達成!

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