大和証券Mリーグ2019、10月1日2回戦で、EX風林火山・勝又健志(連盟)がチーム初トップを取り、全8チーム2試合終了時点で、トータル1位と好スタートを切った。
対局者は起家から園田賢(最高位戦)、岡田紗佳(連盟)、勝又健志(連盟)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)。
EX風林火山は昨シーズン、4着回避率ベスト3に1位・滝沢和典(連盟)0.90%、2位・二階堂亜樹(連盟)0.88%、3位勝又0.85%と3人が名を連ねるほど、徹底した守備力重視のチームプレイスタイルでレギュラーシーズン1位。しかしファイナルでは赤坂ドリブンズの後塵を拝した。
その敗因を「踏み込みが足らなかった」と感じていたEX風林火山の“軍師”こと勝又は、今期は昨シーズンの「安定感」に加え「力強さ」をテーマに、勝負どころで深く踏み込む覚悟を決めていた。
勝又は東3局の親番でリーチ・ツモ・タンヤオ・平和・イーペーコーで1万2000点をアガると、南3局の親番でもツモ・一気通貫・ドラ・赤で1万2000点を加点。そして南4局ではタンヤオ・ドラ3で8000点と、3度のアガリをすべて満貫に仕上げた。
「1回戦目の滝沢さんがいい内容の麻雀を打っていたんで」と相乗効果で気負うことなく「安定感+力強さ」を発揮してのチーム初勝利。EX風林火山の初日は、滝沢2着、勝又1着と連対。「今期はなんとしても優勝」と目標を明確に掲げ、昨年同様3人で力を合わせる“三本の矢”で戦っていく。【福山純生(雀聖アワー)】
【2回戦結果】
1着 EX風林火山・勝又健志(連盟)5万3900点/+73.9
2着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)2万3500点/+3.5
3着 KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)1万9800点/▲20.2
4着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)2800点/▲57.2
【10月1日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +93.0(2/90)
2位 セガサミーフェニックス +79.9(2/90)
3位 TEAM雷電 +75.1(2/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 70.4(2/90)
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲44.8(2/90)
6位 U-NEXT Pirates ▲65.4(2/90)
7位 渋谷ABEMAS ▲89.6(2/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲118.6(2/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(AbemaTV/麻雀チャンネルより)






