大和証券Mリーグ2019・10月15日2回戦で、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)がトップを取り、チームに3勝目をもたらした。
対局者は起家から白鳥、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・藤崎智(連盟)、セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)。
渋谷ABEMASは1戦目、松本吉弘(協会)が先発し、善戦するもラスを引いていた。ロッカールームで悔しがる後輩の姿を見ていた白鳥は「借りを返してやりたい」とリベンジに燃えて対局に臨んだ。
東1局、白鳥は親番でリーチ・赤・裏ドラ3で1万2000点というロケットスタートに成功。東3局1本場でも8000点(+300点、供託2000点)を加点し、4万点台のリードを築いた。
そしてとどめは南3局。2度目の裏ドラ3枚となるリーチ・ツモ・タンヤオ・赤・裏ドラ3という強烈な一撃で1万2000点(+1000点)を加点し、これが決まり手となった。
昨シーズン、個人スコア最下位と辛酸を舐めていた白鳥は「今期こそやれるぞということを皆さんに早くお見せしたかった」と開幕戦こそラスだったが、このトップで2連勝。松本の無念をきっちり晴らし、チームのプラスポイントも死守してみせた。
「練習と対策に時間をかけてきたことが自信につながっている」と半年間のオフシーズンで本来の自分を取り戻したブロンド雀士は、金色の空に向かって大きく羽ばたこうとしている。【福山純生(雀聖アワー)】
【2回戦結果】
1着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)5万1600点/+71.6
2着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・藤崎智(連盟)2万3200点/+3.2
3着 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)1万5600点/▲24.4
4着 セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)9600点/▲50.4
【10月15日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +152.3(10/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +119.5(10/90)
3位 セガサミーフェニックス +87.0(10/90)
4位 渋谷ABEMAS +55.3(10/90)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲46.2(10/90)
6位 TEAM雷電 ▲73.3(10/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲104.4(10/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲190.2(10/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(AbemaTV/麻雀チャンネルより)







