Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、10月18日1回戦に出場する4選手を発表した。リーグの1位から4位までが顔を揃えたこの日、ポイントを積み重ねるのはどのチームか。
開幕から女性陣の活躍が目立つ2019シーズン。前日までの全22戦で、男性選手が10勝、女性選手が12勝と、トップ回数でも女性が優位に立っている。全29選手中、女性は10人であることを考えれば、大活躍と呼べる数字だ。この流れについていきたいのが、渋谷ABEMASの日向藍子(最高位戦)。ポイントではプラスだが、まだ勝利はつかめていないだけに、プレッシャーがまだあまりかからない早い時期に1勝を挙げておきたいところだ。
女性選手の勢いをつけたのが、開幕戦で勝利したセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)。麻雀を男女対等に戦える競技と常々言っているだけに、さらに上位を目指す意欲は十分だ。
女性2人に対して、男性も2人。KADOKAWAサクラナイツの沢崎誠(連盟)は、リーグ最年長ながら、元気いっぱいに個人成績トップ。ファンからは、その仕草や笑顔が、女性選手ばりにかわいいと評判にもなっている。EX風林火山・滝沢和典(連盟)。今期初トップとなった試合では、大接戦のオーラスの中、捨て牌で相手にプレッシャーをかける巧手も見せるなど、卓上でも十分にファンを魅了している。まだシーズン序盤ながら、さらに首位を安定させるトップを獲得できるか。
【10月18日1回戦】
EX風林火山・滝沢和典(連盟) 個人11位 +31.4
KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠 個人1位 +131.9
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人15位 +7.4
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 個人8位 +52.4
【10月17日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +152.3(10/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +119.5(10/90)
3位 セガサミーフェニックス +87.0(10/90)
4位 渋谷ABEMAS +55.3(10/90)
5位 TEAM雷電 +38.2(12/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲79.9(12/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲145.2(12/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲227.2(12/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。





