溢れる悔しさ、滲む涙 松本吉弘が痛恨の箱下ラス「自分に悔しいです」/麻雀・Mリーグ
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 渋谷ABEMASの若武者、松本吉弘(協会)が、大和証券Mリーグ2019、10月21日の1回戦で箱下(原点配給を割ること)-1万3800点と敗れ、シーズン最高スコア6万4100点でトップを取ったU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)のいる卓上で思わず、目頭を押さえた。

 渋谷ABEMASは10月15日に白鳥翔(連盟)が挙げたトップ以降、10月18日には日向藍子(最高位戦)と多井隆晴(RMU)で連勝を決め、10月18日終了時点でリーグトップに躍り出ていた。チーム4連勝がかかる中、10月21日の初戦を任されたのは若武者・松本だった。チーム内では唯一トップが無かっただけに「今日は特に勝ちたい」と藤田晋監督、チームメイト、そして応援してくれているファンの期待に応えるべく出した。

 だが東1局、赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)にいきなり1万8000点を放銃。その後も幾度となく挽回を試みるも、リーチのめくり合いでもことごとく敗れ、オーラスの親番では連荘の道を必死に模索するも、どうやってもテンパイすらできない不運にも見舞われノーテン終了。結果、一度もアガリをものに出来なかった松本は、ロッカールームで多井、白鳥、日向に温かく迎えられたが、悔しさのあまり顔を上げることはなかった。

溢れる悔しさ、滲む涙 松本吉弘が痛恨の箱下ラス「自分に悔しいです」/麻雀・Mリーグ
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 試合後、松本は「勝負所で結果を出せなかった自分に悔しいです。前を向きます」とTwitterに愚直な気持ちを綴った。短い言葉に込められた想いを受けとめたファンからは「ドンマイ!試練は先に来た方がいいぜ!」「小さい小さい。でっかい麻雀打とうぜ。裏目っても笑おうや」「あれだけどうしようもなく、仕方ない展開でも悔しくて涙するのが凄いと感じました」と激励のメッセージが数多く寄せられていた。

 レギュラーシーズンは全チーム90試合、渋谷ABEMASの残り試合数は76試合。「下を向いている暇はない」と松本自身、誰よりもわかっている。【福山純生(雀聖アワー)】 

【10月21日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +147.4(12/90)

2位 渋谷ABEMAS +130.8(14/90)

3位 KADOKAWAサクラナイツ +70.0(12/90)

4位 セガサミーフェニックス ▲2.2(12/90)

5位 TEAM雷電 ▲15.7(14/90)

6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲79.9(12/90)

7位 U-NEXT Pirates  ▲91.0(14/90)

8位 赤坂ドリブンズ ▲159.4(14/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(AbemaTV/麻雀チャンネルより)

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