Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、10月24日1回戦に出場する4選手を発表した。実績・実力ともに十分ながら、まだ初勝利を手にしていない男性選手2人が、女性選手2人と同卓する。
今期から加入したKONAMI麻雀格闘倶楽部の藤崎智(連盟)は、未勝利ながら“忍者”の異名どおり、渋い麻雀を披露。超攻撃的なチームにあって、状況を落ち着かせる貴重な戦力となっている。TEAM雷電の瀬戸熊直樹(連盟)は、昨期以上に個人の成績向上をテーマに掲げているが、ややツキに恵まれない展開も多く、“暴君”と恐れられる爆発力は、まだ見せられていない。チームは4位と上位に食らいついているだけに、そろそろリーダー格の大活躍が欲しいところだ。
熟練の男性選手に対抗する女性選手の一人がセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)。開幕戦は勝利したものの、その後はポイントを減らしているだけに、そろそろ再び勢いをつける1勝をもぎ取りたい。今期から渋谷ABEMASに入った日向藍子(最高位戦)は、好調な麻雀で、個人成績でも4位にランクイン。前回に続き、個人2連勝なるか。
【10月24日1回戦】
KONAMI麻雀格闘倶楽部・藤崎智(連盟) 個人21位 ▲49.3
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人4位 +71.1
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 個人20位 ▲3.5
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人26位 ▲113.4
【10月22日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +130.8(14/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +109.7(14/90)
3位 EX風林火山 +109.4(14/90)
4位 TEAM雷電 ▲15.7(14/90)
5位 セガサミーフェニックス ▲35.8(14/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲48.0(14/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲91.0(14/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲159.4(14/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。





