大和証券Mリーグ2019、10月25日2回戦において、KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)が2着となり、開幕から7戦連続連対、連対率100%と好調な滑り出しを見せている。連対におけるリーグ記録は2018年度レギュラーシーズン終盤、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)が樹立した11連対。今回の沢崎の記録はそれに次ぐものとなる。
この日の沢崎は1回戦目でトップを獲得すると、2回戦目も劣勢からオーラスに“マムシの沢崎”と呼ばれる執念の攻めを見せ、見事2着に。40代の選手が主に活躍してきたリーグにおいて、64歳最年長の沢崎が個人スコアで首位、またチームの首位快走のけん引役として注目を集めている。劣勢にあっても泰然自若、優勢で手に溺れない落ち着いたゲーム回しはまさにベテランの妙。放送の際のコメントにも「これだけの選手がなぜ昨年ドラフトで選ばれなかったんだ?」との声がよく聞かれる。またKADOKAWAサクラナイツの躍進(10月25日時点で首位)についても「サクラナイツは沢崎を獲って本当に良かった」と評されている。
この日、1回戦後の勝利インタビューでは「現在200ポイント、6カ月あるなら1200ポイント目指しますね」とおどけてみせた沢崎。目指すはリーグ優勝、そして個人スコアでもタイトル獲得だ。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(AbemaTV/麻雀チャンネルより)





