将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の準決勝が10月26日に行われ、渡辺明JT杯覇者(三冠、35)と三浦弘行九段(45)が、現在対局中だ。
JT プロ公式戦は、前年優勝者、タイトルホルダー、前年度の賞金ランキング上位者など、選ばれし12人で争われる。いわば棋界の“トップ12”が集うトーナメント戦だ。持ち時間各10分・切れたら1手30秒未満・考慮時間各5分という、数ある公式戦の中でも超早指し棋戦として知られている。
渡辺JT杯覇者は2000年4月に四段昇段。現在の機会で唯一の三冠保持者。順位戦A級でも開幕から4連勝と、初の名人挑戦に向けて快進撃を続けている。タイトル歴も通算23期、棋戦優勝10回と実績も十分で、現役最強の呼び声も高い。
三浦九段は1992年10月に四段昇段。タイトルは棋聖位で1期、棋戦優勝は3回。同棋戦は2015年度の優勝者で、今回は藤井聡太七段(17)、豊島将之名人(29)と強敵を破ってベスト4入りを果たした。
振り駒の結果、先手は渡辺JT杯覇者。勝者は決勝で広瀬章人竜王(32)と対戦する。AbemaTVでは、JTプロ公式戦の全局を独占で生放送する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)
▶中継:2019年度「将棋日本シリーズ」準決勝第二局渡辺明JT杯覇者対三浦弘行九段(対局中)





