将棋の棋王戦挑戦者決定トーナメントが10月29日に行われ、広瀬章人竜王(32)と稲葉陽八段(31)が、午前10時から対局を開始した。
広瀬竜王は、2005年4月に四段昇段。現在保持する竜王のほかに、王位でも1期、計2期のタイトル経験がある。棋戦優勝は新人王戦の1回。順位戦はA級(A級:5期)。
稲葉八段は、2008年4月に四段昇段。タイトル経験はないが、銀河戦で1度、優勝経験がある。竜王戦1組(1組:3期)、順位戦A級(A級:4期)。
同トーナメントはベスト4から2敗失格システムを採用しており、1度敗れた棋士は敗者復活戦に回る。勝者組の優勝者と、敗者復活戦の優勝者が、変則の二番勝負で挑戦権を争い、勝者組優勝者は1勝、敗者復活戦優勝者は2連勝で挑戦権獲得となる。現タイトル保持者は渡辺明棋王(王将・棋聖、35)。
本局の持ち時間は各4時間。振り駒の結果、先手は稲葉八段。出だしは相掛かりになった。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)