小競り合いなら日本一 小林剛が今期最少スコアでの省エネトップ/麻雀・Mリーグ
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 大和証券Mリーグ2019、10月28日の2回戦で、U-NEXT Piratesの小林剛(麻将連合)が僅差の大接戦を制し今期2勝目、チーム5勝目を挙げた。

 対局者は起家から小林、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・藤崎智(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)。

 サイン色紙を頼まれれば「ちー!ぽん!せんてん!!」と書くこともあるほど接戦に自信を持っている小林が、新たな記録を作った。前回の今期初トップでは、6万4100点という今期最高スコアを記録していたが、今回は2万9200点という今期最少スコアトップを記録したのだ。

 東3局、発・赤で2600点(供託1000点)をアガってからは、小林にとっては我慢の展開が続いた。オーラスを迎えた時点ではラス目だったが、全員が2万点台という僅差の状況下。「必死にラス抜けを目指そうかなと思ったんですけど、トップを狙える手が入っちゃったんで」と南4局1本場ではリーチを決断。4者ともノーテンでも着順変動する可能性のある中、リーチ・赤・ドラで6400点(+300点、供託1000点)をアガり切り、トップ目だった内川を200点差でかわす逆転トップをもぎ取った。

 「僕の打ち方は基本、最少トップを取る打ち方なんで、最高スコアを持っている方がたまたま」と言うが、チームの借金を返済し、プラス域に復活させた。1000点、2000点という小さなアガリを取らせたら、プロ雀士の中でもトップクラスという持ち味を存分に出した価値ある大きなトップには、ファンからも「やっとプラスしたかな」「小場ゴー」と祝福コメントが届いた。【福山純生(雀聖アワー)】

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【2回戦結果】

1着 U-NEXT Pirates ・小林剛(麻将連合)2万9200点/+49.2

2着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)2万9000点/+9.0

3着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・藤崎智(連盟)2万1600点/▲18.4

4着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)2万200点/▲39.8

【10月28日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +136.5(18/90)

2位 EX風林火山 +76.9(18/90)

3位 渋谷ABEMAS +66.6(18/90)

4位 TEAM雷電 +50.5(18/90)

5位 セガサミーフェニックス +29.8(18/90)

6位 U-NEXT Pirates +25.4(18/90)

7位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲163.8(18/90)

8位 赤坂ドリブンズ ▲221.9(18/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(AbemaTV/麻雀チャンネルより)

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らしさ前回の最少スコアトップ
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瀬戸熊直樹、今期初勝利を手繰り寄せる四暗刻
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