Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、10月31日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は最年長64歳ながら、個人スコアトップを独走し、チームをリーグ首位に引き上げている沢崎誠（連盟）。今夜も“沢崎桜”が満開となるか。
大ベテランらしい余裕と貫禄、若さあふれる戦いぶりが噛み合った沢崎は、現在個人スコアで唯一＋200ポイントオーバー。内川幸太郎、岡田紗佳（いずれも連盟）の2人がマイナスポイントで苦戦する中、チームのプラスポイントを1人で稼ぎ出す獅子奮迅ぶりだ。
この勢いをなんとか止めたいのが、他の3人。前回登場時にリーグ初の役満・四暗刻をアガり今期初トップを取ったTEAM雷電・瀬戸熊直樹（連盟）は、個人プラス域復帰まであと少し。アガり出したら止まらない通称「クマクマタイム」の到来をファンも期待するところだ。
強豪2人に挑戦するのが女性2人。セガサミーフェニックス・茅森早香（最高位戦）は、ここまで個人20位。「天才」の異名を持ち、平均打点では昨年度No.1だけに、感性と手牌が噛み合えば、一気に突き抜ける可能性がある。U-NEXT Pirates・瑞原明奈（最高位戦）は、鮮烈な2連勝デビューからその後はMリーグの荒波を受けている。女性Mリーガー活躍を印象づけた一人だけに、開幕から1カ月経過したところで、改めて存在感を示せるか。
【10月31日1回戦】
KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠（連盟） 個人1位 ＋211.8
セガサミーフェニックス・茅森早香（最高位戦） 個人20位 ▲36.2
TEAM雷電・瀬戸熊直樹（連盟） 個人16位 ▲12.7
U-NEXT Pirates・瑞原明奈（最高位戦） 個人17位 ▲14.1
【10月29日終了時点での成績】
1位 KADOKAWAサクラナイツ ＋136.5（18/90）
2位 TEAM雷電 ＋50.5（18/90）
3位 EX風林火山 ＋30.1（20/90）
4位 セガサミーフェニックス ＋29.8（18/90）
5位 U-NEXT Pirates ＋25.4（18/90）
6位 渋谷ABEMAS ＋20.8（20/90）
7位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲143.7（20/90）
8位 赤坂ドリブンズ ▲149.4（20/90）
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各16試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（12試合）に進出し、優勝を争う。
▶中継：沢崎誠、個人スコア首位キープなるか！？ 10/31（木）19:00～
▶映像：シンデレラ誕生！丸山奏子、オーラス倍満ツモで逆転トップの劇的デビュー戦勝利
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