是枝監督「映画祭の死」 慰安婦題材映画の上映中止騒動で 「表現への“直接攻撃“が起きる日本」の異常 ABEMAヒルズ 2019/11/01 10:42 拡大する 「すごく悔しかったんです、私たちとしては上映が中止になったことは」 10月30日、涙ながらにこう訴えたのは映画配給会社「東風」の木下繁貴代表。東風が配給する1本の映画が映画祭で上映見送りとなったことで、いま物議を醸している。 27日から川崎市で開かれている「KAWASAKI しんゆり映画祭」。川崎市が共催し、NPO法人を中心とした市民ボランティアが多く携わる映画祭だ。 この映画祭で上映中止となったのが、慰安婦問題を扱った映画『主戦場』。日系アメリカ人のミキ・デザキ監督が、慰安婦問題に関する識者の主張をインタビュー取材。その検証や分析を行うというドキュメンタリー作品となっている。しかし、インタビューに応えた出演者から損害賠償や上映中止を求め提訴されており、この点に川崎市が懸念を示したという。 続きを読む