Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、11月1日1回戦に出場する4選手を発表した。9月30日に開幕戦以来、2度目のパブリックビューイング(PV)開催日となったが、注目は今期未勝利の2選手。大勢のファンの前で、歓喜の瞬間を見せられるか。
各チーム90戦を戦うレギュラーシーズン。各チームが20戦を消化したところで、まだトップを取れていないのは5選手。うち2人が渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)だ。両者とも確実な実力を持ちながら、運にも恵まれず最終盤で逆転を許すといったシーンも見られた。苦しんだ末の初勝利から連勝を飾る選手も出てくることから、まずは1勝を挙げて落ち着きたいところだ。
一方、昨期は苦しんだものの、今期は開幕から好調なのがKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)。チームのアイドル的な存在ながら、どこまでも突き進む超攻撃的な麻雀が功を奏して、個人スコアでもトップ10入り。今夜も戦いの女神が強烈なパンチを繰り出すか。
リーグ最下位に苦しむ赤坂ドリブンズからは鈴木たろう(協会)が登場。先日、チームメイトの丸山奏子(最高位戦)が劇的なデビュー戦勝利を飾っただけに、その勢いを受けて“ゼウス”が完全復活するか。
【11月1日1回戦】
赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会) 個人25位 ▲135.1
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟) 個人10位 +55.3
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会) 個人28位 ▲180.4
U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦) 個人26位 ▲144.5
【10月31日終了時点での成績】
1位 KADOKAWAサクラナイツ +127.5(20/90)
2位 TEAM雷電 +81.5(20/90)
3位 U-NEXT Pirates +43.6(20/90)
4位 EX風林火山 +30.1(20/90)
5位 渋谷ABEMAS +20.8(20/90)
6位 セガサミーフェニックス ▲10.4(20/90)
7位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲143.7(20/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲149.4(20/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。




