
日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第8節D卓が11月5日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」KONAMI麻雀格闘倶楽部でも活躍する佐々木寿人が卓内トップを取った。
前節を終えてリーグ暫定首位に立っていた佐々木は、同2位の近藤久春と直接対決。互いに1回ずつトップを取ったが、その他の対局で数字をまとめた佐々木が、4戦オール浮きで卓内トップになった。これで積み上げたプラスも190ポイントを超え、残り3節で上位2人までの昇級争いでも一歩リード。「頂上決戦を制して良かった。昇級に向かって頑張るだけ」と、上だけを目指していた。
【試合結果】
1位 佐々木寿人 +39.3
2位 古橋崇志 +5.8
3位 近藤久春 ▲14.5
4位 藤原隆弘 ▲30.6
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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