Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、11月8日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は今期ここまで▲58.1と、思うようにスコアを伸ばせていないEX風林火山・二階堂亜樹（連盟）。現在リーグ2位につけるチームを、首位に引き上げることはできるか。
2019シーズンは女性選手が増え、活躍も目立っているが、二階堂はここまでトップ1回。個人スコアランキングで上位に入っていた昨期に比べて、苦戦が続いている状況だ。チームメイトの滝沢和典（連盟）は個人3位、勝又健志は同12位と好調で、ここで二階堂が復調すれば、盤石となる。
この試合に出場するもう一人の女性がKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり（連盟）。攻撃的な麻雀が功を奏し、前期の不振を感じさせない活躍ぶり。チームメイトの佐々木寿人（連盟）、藤崎智（連盟）が本調子でないだけに、今回も“女神パンチ”を繰り出せるか。
この女性2人と戦うのが男性2人。U-NEXT Piratesの小林剛（麻将連合）は個人6位、＋103.7と好調。4着も1度もないという抜群の安定感を誇っている。TEAM雷電・萩原聖人（連盟）は今期、最後まで諦めない姿勢がファンの共感を得ており、ラス親で10本場まで連荘したのは記憶に新しいところだ。
【11月8日1回戦】
EX風林火山・二階堂亜樹（連盟） 個人22位 ▲58.1
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり（連盟） 個人11位 ＋36.7
TEAM雷電・萩原聖人（連盟） 個人16位 ▲1.0
U-NEXT Pirates・小林剛（麻将連合） 個人6位 ＋103.7
【11月7日終了時点での成績】
1位 KADOKAWAサクラナイツ ＋140.8（24/90）
2位 EX風林火山 ＋118.9（24/90）
3位 TEAM雷電 ＋82.4（24/90）
4位 セガサミーフェニックス ＋37.3（24/90）
5位 U-NEXT Pirates ＋11.9（24/90）
6位 渋谷ABEMAS ▲18.8（24/90）
7位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲114.5（24/90）
8位 赤坂ドリブンズ ▲258.0（24/90）
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各16試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（12試合）に進出し、優勝を争う。
▶中継：二階堂亜樹、本領発揮なるか？リーグ順位に変動は？11/8（金）19:00～
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