「負けた時こそ強くなれる」。K-1 WORLD MAXを2度制した元キックボクサーの魔裟斗だけに、その言葉には説得力があった。
AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Friday~」11月8日放送回に生出演した魔裟斗。幼稚園の頃は「強い=カッコいい」という認識から「大きくなったらターザンになりたい」と考えていたそうで、「そのまま大人になった」と発言して共演者の白河雪菜や進行アシスタントの同局アナ・藤田かんなを笑わせたが、番組内で大けがから復帰したボートレーサー・西野雄貴選手が特集され、それについて藤田から感想を求められると笑顔から一変、真剣な表情で語り始めた。
「負けず嫌いは、絶対にアスリートに必要」。西野同様、けがからの復帰経験がある魔裟斗は持論を展開すると、「挫折した時にどう繋げるか、どうプラスに活かせるかが大事」とも発言。間髪入れずに「負けた時こそ強くなれる」と力説すると、「勝ってる時はそのままやればいいが、負けると考える」「今までやってこなかったものを取り入れたり、良くないものを削る」「負けた時こそ成長のチャンス」とも続けて、藤田を「結構、頭脳派なんですね」と感服させた。
そんな魔裟斗は番組中、「目立ちたがり屋は出世する」ともコメント。自身も「どちらかといえば目立ちたがり屋だった」そうで、1歳に満たない息子も先日、「朝起きたら、頭の後ろで手を組んでいた」「コイツは大物だな」と目立ちたがり屋の素質があることを告白して周囲を笑わせた。ちなみに魔裟斗は、「痛いのを知っているから」と息子への格闘家としての教育をためらっているそうだが、「スポーツ選手にはしたい」とのこと。幅広く活躍してほしいと子煩悩ぶりも垣間見せた。
(AbemaTV/BOATRACEチャンネルより)