完敗だった。元ボクシング3階級世界王者の亀田興毅が11月7日、AbemaTV「GACKTPOKER×POKER韓国決戦#3」に出演して、ビール売り子にしてタレントのほのかと対決。まさかの2ラウンドKO負けで涙を飲んだ。
昨年の第7期トーナメント大会を制した亀田は今大会、予選でK-1王者の武尊に勝利した。「回を重ねるごとにクセを見抜かれて戦いづらかった」と武尊との戦いを振り返ったが、「リズムに乗れたら負けない」と気合いを再注入。「TVで強気なコメントをいつも見ていた」と怖がるほのかに、「ビール飲ませてくれんかな」「しっかり勝って目の前でビール飲んだろうかな」と、お馴染みの挑発パフォーマンスを見せて周囲を沸かせた。
「お手柔らかにお願いします」。ニヤリと笑うほど余裕綽々な亀田だったが、試合が始まると一転、ほのかの強烈なストレートの連打に劣勢を強いられた。まず、亀田がチップ上乗せで様子をうかがうと、ほのかは表情一つ変えずに応戦。その後もほのかの大量ベットが続くといつの間にやら亀田は防戦一方になり、第1ラウンドから大量チップを失ってしまった。早くも後がない亀田は「クソー、いきなり行き過ぎた」と頭を抱えて反省。「ポーカーフェイスやな」と、ほのかの秘めたる実力に驚きの表情も見せた。
続く第2ラウンドでは、ほのかに「手札が弱くてチップを出すのを渋っているように見えた」と手の内を読まれて動揺。実のところ、亀田は感情が表情や仕草に出やすいタイプなのか。「急に水を飲みだした」とGACKTからも指摘されると苦肉の策で全額ベットのオールインを仕掛けるも、ほのかに一蹴。わずか第2ラウンドでのKO負けを喫した。
「あっという間に打ちのめされました」。GACKTから試合を総括されると、亀田は会場に響き渡るほどの深すぎるため息。「いやーほんまに。あかんわ」「勝たれへん」とガックリ肩を落とすと、「ただの大阪のおっさんになってますよ」と突っ込まれて苦笑いを浮かべた。
(AbemaTV/『GACKT実況POKER×POKER韓国頂上最終決戦SP』)