
日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花AリーグのプレーオフA卓が11月12日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、古谷知美が卓内トップを取った。トータルポイントでは赤司美奈子をわずか1.2ポイント上回り、決定戦進出となる3位に浮上。B卓の結果待ちとなった。
プレーオフは成績上位8人から、決定戦進出となる3人を決める戦い。古谷は前節終了時点でリーグ6位だったが、同2位で+184.4だった赤司を猛追。最終戦では古谷、赤司、清水香織がトータルで2ポイント以内にひしめく大接戦となったが、競り勝った古谷がリーグ3位への浮上を決めた。「まさかこうなるとは思わなかったけど、やることは出来たと思います」と、逆転での決定戦進出を祈っていた。13日にはB卓が行われ、決定戦進出の3人が決まる。
【試合結果】
1位 古谷知美 +68.3
2位 清水香織 +12.0
3位 山脇千文美 ▲22.9
4位 赤司美奈子 ▲58.4
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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