Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、11月14日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は前回、Mリーグ初登場で大逆転トップの鮮烈デビューを果たした赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)。前回は昨期の個人スコアトップ3に囲まれたが、今回はレジェンド雀士2人と同卓することになった。
丸山は、他のトッププロでも震えそうな3人を相手に、オーラスあえての見逃しから大逆転の倍満ツモを決めて、デビュー戦で初勝利。わずかプロ2年目のシンデレラガール誕生に、ファンの間でも大きな話題になった。デビュー戦とはまた違った緊張感に包まれる中、どんな試合を見せるのか。
この丸山に立ちはだかるのが2人のレジェンド雀士。個人スコアトップを走るKONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)、同2位のKADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)と、どちらもOVER60ながら、巧みさと若々しさを両立させる強豪だ。チームカラー同様、攻撃的に突き進む前原、終盤になるほど凄みを増す沢崎。2人の壁は相当に厚い。
この戦いに割って入るのがセガサミーフェニックスの魚谷侑未(連盟)。所属する日本プロ麻雀連盟の女性最高峰タイトル「女流桜花」では、決定戦に1位で進出を決めたばかり。この勢いをMリーグでも発揮できるか。
【11月14日1回戦】
赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦) 個人11位 +52.7
KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟) 個人2位 +156.6
KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟) 個人1位 +170.9
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 個人10位 +56.1
【11月12日終了時点での成績】
1位 KADOKAWAサクラナイツ +170.5(28/90)
2位 EX風林火山 +132.2(28/90)
3位 TEAM雷電 +35.4(28/90)
4位 U-NEXT Pirates +22.6(28/90)
5位 セガサミーフェニックス ▲19.2(28/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲33.4(28/90)
7位 渋谷ABEMAS ▲132.3(28/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲175.8(28/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。




