大和証券Mリーグ2019、11月14日1回戦において、KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)が役満・四暗刻をツモ。早くもリーグでは、今期の役満第3号と、発生確率をはるかに超えるハイペースでの達成となった。
南1局2本場、親番で好手牌を手にした沢崎は、役満・四暗刻に狙いを定めた、いわゆる「決め打ち」の手順を踏み、6巡目にリーチ。この日の東3局には5索単騎の三暗刻確定リーチを一発でツモっていた経緯から「今回も同じ5索子が待ちになるならリーチ」と決めていた沢崎は、13巡目に思惑通りの5索をツモ。3万2000点(+600点)を獲得し一気にトップ目へ。そのまま順位を譲らず今期4勝目となった。
今期ここまでセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)が大三元、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)が四暗刻とすでに2度も役満が出現するハイペース。この日の沢崎のアガリでまだリーグ開幕から1カ月半にも関わらず、今期3度目の役満達成となった。
2年目のドラフトを経て、チームも1つ増えた今期。腕自慢、また強運揃いの猛者が昨年以上に集まったからか、本来の発生確率(四暗刻の出現率は一般的に0.05%程度とされる)をはるかに超えるペースで役満が登場、ファンを楽しませている。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(AbemaTV/麻雀チャンネルより)