今年4月、11人が死傷した東京・池袋での暴走事故で、警視庁は車を運転していた旧通産省・工業技術院の飯塚幸三元院長(88)を過失運転致死傷の疑いで12日に書類送検した。
 飯塚元院長は当初「ブレーキがきかなかった」などと話していたが、捜査の結果ブレーキに異常はなく、警視庁は「アクセルとブレーキの踏み間違えが原因」だと断定。また、飯塚元院長は新たに「予約していたフレンチレストランの時間に遅れそうだった」と供述していることも明らかになっている。