顔面紅潮!村上淳、大逆転倍満ツモ 箱下4200点から5万9600点獲得で3勝目/麻雀・Mリーグ
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 大和証券Mリーグ2019・11月18日の2回戦で、赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)が全16局中流局1回という壮絶な乱打戦を制し、個人3勝目、チーム8勝目を挙げた。一時は箱下-4200点という劣勢から、5万9600点を叩き出すという大逆転劇だった。

 「ツモ! 8000オール、8100オール」とリーチ超人こと村上は南4局1本場の親番で一発ツモを決め、リーチ・一発・ツモ・ホンイツ・七対子で2万4000点(+300点)を加点する大逆転ドラマを演じ、顔を紅潮させた。

 南4局1本場を迎えた時点で3着目だった村上は、前原から仕掛けを受けながら、8巡目に6筒待ちのメンゼンホンイツ七対子をテンパイしたがリーチはしなかった。次巡、河に1枚も切られていない西を持ってくると少考後、我こそはリーチ超人なりと言わんばかりにリーチを宣言。これを一発ツモで親の倍満に仕上げたのだ。

 対局者は起家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)、EX風林火山・滝沢和典(連盟)、TEAM雷電・萩原聖人(連盟)、村上。

 村上は東1局1本場から放銃が続き、東3局を迎えた時点では、持ち点-4200点と箱下になっていた。だからといってリーチ超人が諦めることはない。東3局でリーチ・赤3で8000点をアガってプラス域に復活すると、親番・東4局では「ラス目の親リーチには、みなさん打ちたくないはず」と7巡目に先制リーチ。これをリーチ・一発・ツモ・ダブ東・ドラで跳満1万8000点をアガって3着目に浮上。

 南1局1本場でも8000点(+300点、供託1000点)をアガって2着目に浮上したが、その後も乱打戦が続き、南4局を迎えた時点では3着目になっていた。そして南4局で1万2000点をアガった後、続く1本場で冒頭の親の倍満、8000オールを炸裂させたのだ。

 勝利者インタビューでは紅潮した表情で「興奮しすぎてすみません。抑えられない、ごめんなさい」と倍満をツモった時に強打してしまったことを詫びた後「放銃しすぎたんで最高得点ではなかったですね」と苦笑いした。

 この大逆転トップでチームは10月1日以来の最下位脱出。「ずっと最下位でしたけどムードも悪くはなかったし、毎回ベストを尽くそうと望んでいる」と初代チャンピオンチームが復活の狼煙を上げた。【福山純生(雀聖アワー)】

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【2回戦結果】

1着 赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)5万5600点/+75.6

2着 TEAM雷電・萩原聖人(連盟)3万7400点/+17.4

3着 EX風林火山・滝沢和典(連盟)2万3400点/▲16.6

4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)-1万6400点/▲76.4

【11月18日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +190.2(32/90)

2位 KADOKAWAサクラナイツ +185.1(30/90)

3位 セガサミーフェニックス +18.0(30/90)

4位 U-NEXT Pirates +13.0(30/90)

5位 TEAM雷電 ▲25.8(32/90)

6位 赤坂ドリブンズ ▲102.6(32/90)

7位 渋谷ABEMAS ▲127.7(30/90)

8位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲150.2(32/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

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