Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、11月19日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は、U-NEXT Piratesの瑞原明奈(最高位戦)。この日が誕生日ということもあり、第1試合を任された。自ら誕生日を祝う勝利で、チームをさらに上位へと引き上げられるか。
U-NEXT Piratesは昨期、レギュラーシーズンで惜しくも5位に終わり、ファイナル進出ならず。今期は朝倉康心(最高位戦)が不振ではあるものの、他の3選手がプラスを稼ぎ、トータルでもプラス。うまくバランスを取りながら“航海”を続けている。
一方、なかなか波に乗り切れないのが、リーグ7位の渋谷ABEMAS。松本吉弘(協会)は苦しみながら今期初勝利こそ手にしたものの、一気に浮上とはならなかった。個人最下位のマイナスポイントを確実に減らせれば、チームの順位も自然と上がるはずだ。
昨期6位のセガサミーフェニックスは、リーグ中位で攻防を続けている。3~5位が混戦模様だが、大黒柱の近藤誠一(最高位戦)が快勝を収めれば、一気に上位2チームへと迫ることもできる。
リーグ2位のKADOKAWAサクラナイツからは、岡田紗佳(連盟)が出場。初参戦ながら内川幸太郎(連盟)、沢崎誠(連盟)の3人で、リーグに旋風を巻き起こしている。リーグも3分の1が終了し、中盤戦でも引き続き存在感を示せるか。
【11月19日1回戦】
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟) 個人20位 ▲28.5
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会) 個人29位 ▲194.6
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦) 個人4位 +97.5
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦) 個人15位 +11.3
【11月18日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +190.2(32/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +185.1(30/90)
3位 セガサミーフェニックス +18.0(30/90)
4位 U-NEXT Pirates +13.0(30/90)
5位 TEAM雷電 ▲25.8(32/90)
6位 赤坂ドリブンズ ▲102.6(32/90)
7位 渋谷ABEMAS ▲127.7(30/90)
8位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲150.2(32/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。




