(青木に爆破バットを叩きつけんとする大仁田。少し前まで誰もが想像しなかった光景だ)
 マット界のカリスマの一人、“邪道”大仁田厚が新たな大会をスタートさせた。その名も『爆破甲子園』。大仁田のお家芸である電流爆破デスマッチを受け継ぐ次世代のレスラーを育てようというコンセプトだ。DDTが協力するこの大会の運営を管理するのは高野連ならぬ「爆破連」。電流爆破を目指す選手たちは球児ならぬ「爆児」と呼ばれる。この大会の冠スポンサーになったのが、電力会社の「エネワンでんき」。インディープロレスの祖・大仁田に「エネルギー業界のインディーとして」共鳴したという。電流爆破デスマッチの電源バックアップも買って出たから凄い話であり理にかなってもいる。