Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、11月25日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は渋谷ABEMASの白鳥翔(連盟)。チームのエース、多井隆晴(RMU)が体調を崩した中、チームの危機を救えるか!?
白鳥は昨期、個人スコア最下位(21位)が嘘のように、今期は開幕から好調。現在は個人4位の+99.9とチームの勝ち頭になっている。ただ、同6位の多井が体調を崩し一時、戦線から離脱。チーム自体は2連勝で最下位脱出にも成功しているだけに、この危機を乗り越えられるか。
この白鳥の前に立ちはだかるのが、個人スコアトップのKADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)。1人で300ポイント近いプラスを叩き出し、他を圧倒している。9万点超の特大トップは、リーグレコードだ。さらに個人2位につける“軍師”ことEX風林火山・勝又健志(連盟)も参戦。1位沢崎、2位勝又、4位白鳥と、今期好調な3人が同じ卓でぶつかることになった。
まさに魔物だらけといったところに飛び込むのが赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)。デビュー戦では、昨年個人スコアの上位3人と戦い、見事にトップ。続く2戦目は、OVER60のレジェンド雀士が2人いる卓に入り、初のラスを味わった。毎回のように強烈なメンバーに囲まれるが、日々の努力の成果を見せられるか。
【11月25日1回戦】
赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦) 個人17位 ▲5.3
EX風林火山・勝又健志(連盟) 個人2位 +132.7
KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟) 個人1位 +283.3
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人4位 +99.9
【11月22日終了時点での成績】
1位 KADOKAWAサクラナイツ +249.6(34/90)
2位 EX風林火山 +177.1(34/90)
3位 セガサミーフェニックス +9.0(34/90)
4位 U-NEXT Pirates ▲16.7(34/90)
5位 TEAM雷電 ▲54.5(34/90)
6位 赤坂ドリブンズ ▲78.6(34/90)
7位 渋谷ABEMAS ▲94.3(34/90)
8位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲191.6(34/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。





