
日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第9節C卓が11月26日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、近藤久春が+39.3で卓内トップを獲得、トータルでも暫定首位に浮上した。
暫定首位の佐々木寿人を追いかけるトータル暫定2位からスタートした近藤は、同3位の二階堂亜樹、同4位の山田浩之といった上位陣と同卓に。周囲から厳しいマークを受けるものの、きっちりとした守備から大物手を繰り出し、卓内トップをもぎ取った。
今期も残り2節となった状態での暫定首位に「ここまで来たら条件戦みたいなものなので。不用意な放銃は避けつつ、自分のアガリは逃さないようにしたい」と、気を引き締めていた。
【試合結果】
1位 近藤久春 +39.3
2位 一井慎也 +18.8
3位 二階堂亜樹 +0.3
4位 山田浩之 ▲58.4
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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