今月3日、14年ぶりに古巣西武への復帰が決まった松坂大輔投手(39)がグレーのスーツに身を包んで会見に臨み「この度、埼玉西武ライオンズに復帰することになりました松坂大輔です。とにかく早くライオンズのユニフォームを着たい」と冒頭、短く挨拶を行った。
古巣復帰の経緯について問われた松坂は「直ぐに声を掛けていただいたのがライオンズ。何も迷うことは無かった」ときっぱり。さらに現在のライオンズのイメージについて聞かれると「自分がいた頃は投手力を中心とした守りと機動力のチームだったが、僕がチームを離れてからは強力打線のイメージ」と答えた。
また古巣復帰に対する意気込みについては「あまり大きなことは言えないが」と話したうえで「リーグ3連覇、惜しくも届いていない日本一に届くように頑張りたい」と語ると「球も遅くなった。やりたくないと思っていたボールを動かすピッチングもしている。そうすることが自分の生きていく道。昔のイメージを持っている方もいると思うが、今の自分ができることを100%出してチームに貢献していきたい」と率直に胸中を明かした。
松坂は10月に中日を退団後、西武との交渉を進めていた。1年契約で背番号は「16」に決まっている。
●松坂大輔(まつざか・だいすけ)
神奈川の名門・横浜高校のエースとして甲子園の春夏連覇を達成。平成11年にドラフト1位で西武に入団し、1年目から3年連続で最多勝に輝く。平成18年まで8シーズン在籍した後、米大リーグのボストンレッドソックスに移籍。4年前にソフトバンクで日本球界に復帰後は中日などでも活躍し、昨年は6勝を挙げ、カムバック賞を受賞。日米通算170勝。
【映像】入団会見の様子
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