将棋の藤井聡太七段(17)が12月27日、王位戦予選で斎藤慎太郎七段(26)と対局中だ。藤井七段は、本局が年内最終戦。勝てば挑戦者決定リーグ入りが決まる、大事な一局だ。
 今年度の7割を超える勝率を維持し、トップ棋士相手でも堂々とした戦いぶりを見せている藤井七段だが、この日の対戦相手である斎藤七段には、過去2戦2敗。タイトル経験もある若手実力者の壁に跳ね返されている。本局に勝利すれば、王将戦に続く挑決リーグ入りを果たせるだけに、三度目の正直を果たしたいところだ。