(最上級のフィニッシュであるケツァル・コアトルで試合を決めた赤井)
 芸能界からプロレスに挑戦する選手は、決して珍しくない。特に女子にその傾向が強く、熱心なファンも多い。そんな現在の流れのパイオニアは“グラレスラー”愛川ゆず季だろう。
それに続いたのがDDTの赤井沙希。彼女がレスラーデビューした2013年はまだ芸能界からの挑戦は少なく、それゆえ今よりも偏見が強かったと言える。まして赤井英和の娘。話題性があるだけに、それに頼り切ってしまうと「所詮は芸能人」、「親の七光り」と言われてしまう。