将棋の朝日杯将棋オープン戦本戦1回戦が1月17日に行われ、郷田真隆九段(48)が行方尚史九段(46)に95手で勝利した。郷田九段は、このあと午後7時から阿久津主税八段(37)とベスト4をかけて対戦することが決まった。
二次予選を勝ち抜いて本戦出場を果たした郷田九段は、矢倉模様の出だしから激しい戦いの中、角の利きをうまく活かしながら戦局を打開。粘る行方九段を押し切った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。