将棋の藤井聡太七段(17)が1月19日、朝日杯将棋オープン戦本戦の1回戦で、菅井竜也七段(27)と午前10時から対局を開始した。藤井七段は同棋戦で現在2連覇中。羽生善治九段(49)以来となる大会3連覇に向けて、初戦から難敵を迎えた。
藤井七段は、2018年に行われた第11回の朝日杯の決勝で、史上最年少での棋戦優勝記録を樹立。準決勝では羽生竜王(当時)と公式戦で初の対局になったこともあり「藤井フィーバー」として大いに盛り上がった場面の一つとなった。翌2019年も決勝で渡辺明棋王(当時)を下して連覇達成。トップ棋士相手でも、十分に渡り合えることを世に広めた、象徴的な棋戦となった。
3連覇をかけて臨む今期はシードで本戦からスタートだが、初戦が難敵だ。菅井七段との対戦成績は、1勝2敗と1つ負け越し。タイトル歴もある実力者との対局を、見事にクリアできるか。
持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は菅井七段。本局の勝者は三浦弘行九段(45)と斎藤慎太郎七段(26)の勝者と、ベスト4をかけて午後2時から対局する。AbemaTVでは、この対局を終了まで生放送する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)