香川県議会に素案が提示された「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例案」をめぐって論争が起きている。
 この条例案は「ネットやゲームの過剰使用は、学力や体力の低下のみならず、睡眠障害や引きこもりなどを引き起こすと指摘され、国内外で大きな社会問題となっている」との問題意識のもと、「18歳未満の子どもたちが健全に成長すること」を目的に、ゲーム・インターネットの利用を制限するというもの。具体的には、「ネット・ゲーム依存症につながるようなスマートフォン等の使用に当たっては、1日当たりの使用時間が60分まで、学校等の休業日にあっては90分までの時間を上限とする」などの基準が設定されている。