1月21日、米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が終末時計の残り時間が100秒になったことを発表した。
終末時計は地球滅亡までの残り時間を象徴的に示したもので、残り100秒というのは公表を始めた1947年以降で最短となっている。時刻はノーベル賞受賞者などの科学者や専門家が、過去1年の世界情勢に基づいて決定している。
史上最短となった理由は、アメリカのイラン核合意からの離脱や北朝鮮との非核化交渉の停滞などの「核問題」と、「地球温暖化対策」への遅れ、アメリカのトランプ大統領ら世界の指導者が脅威に対処するための取り組みを弱めていることなどをあげている。