将棋の藤井聡太七段(17)が1月24日、竜王戦3組ランキング戦で畠山鎮八段(50)に96手で勝利し、史上初の4年連続ランキング戦優勝に好スタートを切った。
藤井七段は、竜王戦において6組、5組、4組と3年連続で優勝。本戦出場と昇級を果たしてきた。4年連続での優勝となれば史上初の快挙となるが、初戦では過去2戦2勝と相性のよかった畠山八段に対し、角換わり腰掛け銀の出だしから、中盤まで互角の戦いを展開。終盤に向かうにつれて、少しずつ差を広げると序盤で残していた持ち時間も有効に使い、慌てず勝利をものにした。