最優秀選手賞(MVP)。それは、年間、もしくはシーズンで最も活躍したただ一人の選手に贈られるプライズである。ゴール数など個人の数字とともに、所属チームの結果に大きく貢献した選手が獲得する。
昨シーズンでいえば、横浜F・マリノスの仲川輝人はJリーグのMVP、なでしこジャパンの熊谷紗希はアジア年間最優秀選手賞、バルセロナのリオネル・メッシは“世界最高の選手”の証明、バロンドールを獲得した。
そして、Fリーグの2019シーズンの最優秀選手に選ばれたのが、名古屋オーシャンズのペピータだ。2007年に創設された日本最高峰のリーグで、通算12回目の優勝を成し遂げた“絶対王者”の原動力となった。この選出は当然の結果だと思わせるほど、ペピータのパフォーマンスは圧巻だった。