苦しい時こそ高く翔べ 白鳥翔、先行逃げ切りで今期8勝目 エース多井の箱ラスを帳消し
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 大物手が連発するこのリーグ、先行逃げ切りは決して簡単ではない。大和証券Mリーグ2019・1月30日の第2試合で、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)が序盤のリードを活かし、オーラスまで一度もトップ目を譲らない安定感で今期8勝目を挙げた。

▶映像:白鳥翔、チームのピンチに大仕事 逃げ切り勝利で8勝目

 この試合の対局者は、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)、白鳥の並びでスタート。

 東場から白鳥は快調にアガリを重ねた。東1局に満貫をツモると、東3局には中・トイトイ・三暗刻・赤の1万2000点をツモって、大きなリードを築く。

 南2局以降は、白鳥へ3者が猛攻をかける。それでも白鳥は、手が詰まりそうになっても的確に打牌を選び、トップを守り続けた。オーラスも満貫ツモ条件まで詰め寄られたが、無事オリ切ってトップ終了、今期8勝目を獲得した。

 インタビューでは、先日の試合でトップ目からマクられたU-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)の一幕を戦いながら思い出したと告白。スコアも精神的にも追い込まれた中で、チームを浮上へ導くトップの獲得に、安堵の表情を見せた。

 1回戦に絶対的エース多井隆晴(RMU)がまさかの箱ラス。前回は不調を極める松本吉弘(協会)が今期待望の2勝目を挙げ、この日はチームがさらなる気運上昇となるタイミング。しかしここで多井が大敗を喫したことに、白鳥は思わず動揺したことをインタビューで告白。「連対なら多井さんが2戦目も行くはずでしたが、出る予定ではなかった自分が急に出ることに」と、緊急出場だったことを正直に口にした。

 スコア以上にチームへ影響を及ぼした多井のラス。これを受けて白鳥は「なんでもいいんでトップが欲しかった」とがむしゃらだった心境を語った。

苦しい時こそ高く翔べ 白鳥翔、先行逃げ切りで今期8勝目 エース多井の箱ラスを帳消し
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 インタビュー最後には「優勝するつもりですが、どのチームが残っても面白い試合になると思うので、ABEMASだけでなく、リーグ全体を楽しんで見てください」と、自らの目標だけでなく「この熱狂を外へ」を標榜する、今期通してのリーグの盛り上がりを期待するコメント。若手麻雀プロの筆頭株として、試合を重ねながら成長する若武者は、ファイナルまでさらに飛翔を続ける。

【2回戦結果】

1着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)3万5700点/+57.7

2着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)2万7900点/+7.9

3着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)2万4700点/▲15.3

4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)9700点/▲50.3

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

【1月31日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +349.4(68/90)

2位 KADOKAWAサクラナイツ +121.7(68/90)

3位 TEAM雷電 +53.9(68/90)

4位 渋谷ABEMAS ▲16.1(68/90)

5位 U-NEXT Pirates ▲20.7(68/90)

6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲52.6(68/90)

7位 EX風林火山 ▲141.9(68/90)

8位 赤坂ドリブンズ ▲293.7(68/90)

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(AbemaTV/麻雀チャンネルより)

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