Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、2月3日1回戦に出場する4選手を発表した。この日は、今期から始まった大型パブリックビューイング「プレミアムナイト」の第2回開催日。都内に集まる1000人近いファンの前で、勝利の報告をするのはどのチーム、どの選手か。
大勢のファンが集まる大型パブリックビューイングを、リーグ首位で迎えたのはセガサミーフェニックス。晴れ舞台は、女性選手としては最上位、個人6位と大活躍する魚谷侑未(連盟)が先陣を切る。常々、麻雀に男女差がないと口にしており、注目の一夜でもその言葉を実現できるか。
参入1年目から上位の常連となっているのが、リーグ2位のKADOKAWAサクラナイツ。首位攻防戦にもなる一日の初戦は、大黒柱・沢崎誠(連盟)に託された。徐々に近づく桜の季節を、レギュラーシーズン1位通過で迎えるためにも、大きな勝利がつかみたい。
今期から導入された上位6位までのセミファイナル。進出争いの真っ只中にいるのが、リーグ5位のU-NEXT Piratesだ。大きく沈むことはないものの、なかなか大きなプラスを得て、安泰というゾーンまで行き着けていない。シーズン前半絶好調だった石橋伸洋(最高位戦)が、自らの帆に大きな追い風を与える勝利がもぎ取れるか。
まさにボーダー、6位にいるのがKONAMI麻雀格闘倶楽部。前回出場時にトップを取った“魔王”佐々木寿人(連盟)が、大一番を任された。攻勢に転じた際の破壊力は、29選手中トップクラス。大勢のファンの心を鷲掴みにするか。
【2月3日1回戦】
KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟) 個人2位 +280.9
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 個人13位 ▲4.1
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 個人6位 +137.2
U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦) 個人20位 ▲57.2
【1月31日終了時点での成績】
1位 セガサミーフェニックス +349.4(68/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +121.7(68/90)
3位 TEAM雷電 +53.9(68/90)
4位 渋谷ABEMAS ▲16.1(68/90)
5位 U-NEXT Pirates ▲20.7(68/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲52.6(68/90)
7位 EX風林火山 ▲141.9(68/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲293.7(68/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。






