さんざん笑って、最後は感動していた。
1月27日、新木場1st RINGで開催された『まっする1』。スーパー・ササダンゴ・マシンことマッスル坂井プロデュースの新企画で、昨年、両国国技館大会も開催された『マッスル』のスピンオフ的なポジションになる。読み方は「ひらがなまっする」。
『マッスル』同様、事前のカード発表はない。それでもあっという間に全席完売となった。極度にエンターテインメント性の高い『マッスル』のキーワードは「プロレスの向こう側」。そこに何があるかは坂井にも分からない。分からないことが期待感につながる。「マッスル坂井、今度は何やるんだ?」で充分、チケットを買うに値するのだ。