「第93回キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が11日都内で行われ、俳優の池松壮亮(29)、成田凌(26)らが出席した。
同映画賞では、昨年公開の映画の中から代表する10作品を選出。また個人賞として俳優や監督も表彰され、主演男優賞は映画『宮本から君へ』で主人公の不器用な新卒営業マンを演じた池松に贈られた。
これを受け池松は「もっともっとなんとか映画を先に進めるために、見てくださる方々の日々の生活を少しでも豊かに、小さな光を与えられるよう、これから10年日々精進していきたいと思います」とコメント。続けて「バトンを繋いでもらった先にこういう場があると思うと、僕だけの力では到底及ばない場所だったなと思います。嬉しいということだけは確かです。多分、(トロフィーを)抱きしめて寝ると思います」と喜んだ。