悩む姿もまた、美しい。大和証券Mリーグ2019・2月15日の第2試合、U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)が親リーチへの対応で少考、その際に見せた仕草の愛らしさに、ファンが色めく一幕があった。
時は2回戦、東2局1本場。親のEX風林火山・勝又健志(連盟)のリーチに対して仕掛けて5200点のテンパイを組んだ瑞原は、ここが勝負どころと踏んで真っ向勝負。危険度の高い牌を引き、思わず手が止まった場面でその表情がアップになった。
そっと頬に触れ、河へ視線を巡らせるチャーミングな仕草に、ファンは歓喜。「あっきーなかわいい!」「むにゅ」「ぷにー」「かわえええええ」と盛り上がった。またこの日の瑞原は、いつもよりほんのり明るめのメイク。これに気付いたファンからは試合開始早々から「かわいい」「メイク変えた?」とコメントが殺到していた。
瑞原と言えば、普段の優しげな表情から一変、試合中に鋭い視線を見せ「睨まれたい」と願うファンが続出したことでも話題になったが、この日は困り顔のかわいらしさという、正反対の一面が注目となった。
チームはこの試合を迎える前の時点で、セミファイナル進出ボーダーラインの6位。この重圧に負けず1回戦トップを決めた朝倉康心(最高位戦)から、バトンを引き継いだ瑞原だったが、この試合は手牌に恵まれず、また背水の陣の勝又による決死の猛攻に無念のラス。それでも、相変わらず思い切りのいい打牌選択にファンからの支持は厚く、攻撃的なスタイルと美しさのバランスも相まって、最後まで視聴者を盛り上げていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(AbemaTV/麻雀チャンネルより)