新鋭・本田奎五段、三冠保持者・渡辺明棋王に初勝利 1勝1敗のタイに/将棋・棋王戦五番勝負第2局 将棋渡辺明 2020/02/17 07:00 拡大する 将棋の棋王戦五番勝負第2局が2月16日に行われ、実質的なデビュー初年度でタイトル挑戦を果たした本田奎五段(22)が、渡辺明棋王(王将、棋聖、35)に97手で勝利した。渡辺棋王との対局は今回が2度目で初勝利。将棋界の頂点に君臨するトップ棋士を相手に、大きな1勝を手にした。▶映像:本田奎五段が渡辺明棋王に初勝利 本田五段は2018年10月に四段昇段。初参加となった棋王戦で予選から快進撃。本戦でも強豪を次々と破り、挑戦権を獲得した。五番勝負では第1局こそ、現在の将棋界の最高峰で活躍する渡辺棋王に貫禄を見せられたが、先手番となった本局では相掛かりの出だしから、中盤以降はリード。もつれた終盤でも逆転を許さず、なんとか振り切った。 続きを読む