(新技を決め渾身の3カウント。この表情が勝利への思いを物語る)
東京女子プロレス旗揚げ6年あまりの歴史の中で、もしかすると最も感動的な瞬間だったかもしれない。
2月11日の北沢タウンホール大会。アップアップガールズ(プロレス)のメンバー・らくがキャリア初の自力勝利をあげた。これまでタッグマッチでの勝利はあったが、自分で3カウントを奪ったのはこれが初めてだ。2018年1月4日のデビューから、2年1カ月が経っていた。伊藤麻希&らく&原宿ぽむvs辰巳リカ&渡辺未詩&鈴芽の6人タッグマッチ。らくは同じアプガ(プロレス)のメンバーで、現タッグ王者の未詩にフォール勝ちした。