その優秀な頭脳から生み出される対局に、数々の感動が生み出されてきた将棋の世界。一方で、やや堅苦しいと思われがちなイメージを、あっという間に吹き飛ばすトークもまた大きな魅力の一つだ。2月18日に行われた王位戦挑戦者決定リーグ戦白組の1回戦、羽生善治九段(49)と藤井聡太七段(17)の対戦という黄金カードがあったが、その対局を解説していたのは木村一基王位、三浦弘行九段の46歳コンビ。大注目の対局に勝るとも劣らないトークの応酬で、将棋ファンを虜にした。その一部は、こんな様子だった。