将棋の藤井聡太七段(17)が3月3日、順位戦C級1組の最終10回戦で真田圭一八段(47)と対局中だ。藤井七段は既にB級2組への昇級を決めており、本局に全勝昇級をかけている。
C級2組を1期、C級1組を2期で通過することになった藤井七段には、史上最年少での名人の可能性が残されている。現在の記録保持者は谷川浩司九段で、21歳2カ月。これを更新するには来期からB級2組、B級1組と連続で1期抜けを果たし、さらにA級1期目で挑戦権を獲得、その時の名人から奪取する必要がある。谷川九段の最年少記録がいかに偉大か、ということも分かる数字だが、記録更新には最低でも5年かかり、10代半ばでのプロデビューが必須のため、藤井七段の後にいつ候補者が現れるか全く予想がつかない。
持ち時間は各6時間で、先手は真田八段。戦型は相矢倉からスタートし、夕食休憩の時点で形勢はやや藤井七段有利と見られている。残り持ち時間は、両者全く同じだ。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
真田圭一八段 玉子丼 藤井聡太七段 豚しゃぶカレー
【夕食休憩時の残り持ち時間】
真田圭一八段 2時間21分(消費3時間39分) 藤井聡太七段 2時間21分(消費3時間39分)
(AbemaTV/将棋チャンネルより)