藤井聡太七段、全勝昇級に向け注目の夜戦へ 形勢やや有利か 持ち時間は互角/将棋・順位戦C級1組 将棋藤井聡太 2020/03/03 18:57 拡大する 将棋の藤井聡太七段(17)が3月3日、順位戦C級1組の最終10回戦で真田圭一八段(47)と対局中だ。藤井七段は既にB級2組への昇級を決めており、本局に全勝昇級をかけている。▶中継:真田圭一八段 対 藤井聡太七段 C級2組を1期、C級1組を2期で通過することになった藤井七段には、史上最年少での名人の可能性が残されている。現在の記録保持者は谷川浩司九段で、21歳2カ月。これを更新するには来期からB級2組、B級1組と連続で1期抜けを果たし、さらにA級1期目で挑戦権を獲得、その時の名人から奪取する必要がある。谷川九段の最年少記録がいかに偉大か、ということも分かる数字だが、記録更新には最低でも5年かかり、10代半ばでのプロデビューが必須のため、藤井七段の後にいつ候補者が現れるか全く予想がつかない。 続きを読む