大相撲・八角理事長が長文挨拶 新型コロナウイルスによる無観客試合に「力士の四股は邪悪なものを土の下に押し込む」
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大相撲大阪場所>◇初日◇8日◇エディオンアリーナ大阪

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が、中入りを前に挨拶し、新型コロナウイルスでの無観客試合について説明、幕内全力士も勢揃いして、異例の長文挨拶となった。

▶中継:八角理事長による挨拶

 日本相撲協会では、新型コロナウイルスの観戦拡大を防ぐため、本場所を無観客で開催することを決定。八角理事長は挨拶冒頭で「大相撲を応援して下さる多くのファンのみなさまにご迷惑をかけることは決してえきないと考え、無観客で開催させていただくことになりました」と説明した。

 ファンに向けては「本場所を楽しみにお待ちいただいておりました多くのみなさまに大変なご迷惑とご心配をおかけすることとなりましたが、何卒ご理解を賜りますよう、お願いを申し上げます」と理解を求めるとともに、「コロナウイルスに感染したみなさまには、一時も早いご回復をお祈り申し上げます」とした。

大相撲・八角理事長が長文挨拶 新型コロナウイルスによる無観客試合に「力士の四股は邪悪なものを土の下に押し込む」
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 また、力士においても「お客様がいない本場所となり、力士にとっても気持ちを整えるのが難しく、非常に厳しい」と、モチベーション維持についての難しさを訴えた上で「郷土みなさま、ファンのみなさまの歓声や声援を心に感じ、精一杯の土俵を務め、テレビでご観戦にみなさまのご期待にお応えするものと存じます」と誓った。

 さらには「神事」とされてきた相撲についても言及し、「力士の四股は邪悪なものを土に下に押し込む力がると言われてきました。また横綱の土俵入りは、五穀豊穣と世の中の平和を祈願するために行われてきました。力士の身体は健康なからの象徴とも言われています」と、相撲の力で世の中に力を与えようと協会員、力士一同で、全力を尽くすと力強く語っていた。

▶中継:八角理事長の挨拶

異例の長文挨拶に
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AbemaTV大相撲ダイジェスト 1日目[初日]
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